若松秀夫は東京を拠点として活躍するバッグデザイナーです。
若松のデザインする作品は、自身のバックグランドでもある伝統的な日本とフランスのデザイン文化から来る「スタイル」、「機能」、そして「有用性」の融合を実現しています。
若松のユニークなポイントのひとつに、デザイナーでありながらデザインから製作まで全ての開発プロセスにおいて自身が関わり、自身のこだわりを作品に投影すると同時に、大量生産される商品にない繊細さを実現している、ということがあげられます。
製作プロセスに於いて、自身が細かいチェックをすることで、細部にわたりデザイナーのコンセプトが失われないようにしています。また積極的に製作に参加し、その可能性や制限を直に理解することで、デザイン・コンセプトの開発段階でより斬新なデザインを採用した限定商品をより頻繁に、速く、お客様にお届けすることを可能にしています。
さらに若松は商品の展示や販売プロセスにも積極的に参加します。フランス・パリの自身のブランドショップを立ち上げる際や国内のショップに、いち従業員として出向いています。これはお客様のフィードバックを直接受け取るだけではなく、お客様が実際に何を求めているかをデザイナーの観点から感じることにより、より良い商品のデザイン・開発を可能にするためです。
若松は、お客様と接すること、そしてお客様の声に直接耳を傾け、常にお客様の求めるものを造りだすことを信念としています。
そのデザインスタイルは固有のデザイン理論にとらわれることなく、自身特有のデザインに対する情熱と経験から生み出されています。機能とスタイル、そして有用性のバランスに重点を置き、それらのバランスを実現可能にするデザインが心に響くデザインだと若松は考えています。
若松は東京で生まれ育ち、国内の大学で日本及びフランス芸術・文学を学んだ後、フランスに移住し、そこで十年間多くの鞄メーカーと仕事をしながらヨーロッパの文化を習得しました。その後日本に戻りヨーロッパでの経験を生かし、鞄の総合メーカー協和にて活躍しています。現在は東京在住ではありながら、ヨーロッパ、アジア、アメリカを始めとしてグローバルな展開を行っています。