デザイナーブログ

評価された当社の勇気

協和がなぜ勇気ある経営大賞奨励賞の受賞にいたったか。

新しい事や、何かこれまでと違った事を成し遂げた勇気ある経営に対し受賞したのではないか、と思われるかも知れません。
 
当社に至っては、「新しい流れに変えない勇気」に評価をいただきました。
 
ランドセル市場では近年、ピカピカキラキラのデコレーションが施された商品がもてはやされています。
細かな刺繍にスタッズ、チャーム、そしてスワロフスキーまで…。
これに流されてしまったランドセルは、刺繍で必要以上に針孔が開き、キラキラピカピカパーツで重量までかさんでしまっています。さらに価格は10万円を超すものまでです。
 
ランドセルは買い替え需要のほぼ皆無な商品であるため、価格を高くすれば売上増大につながるという
考えは、機能も頭打ちな現在、簡単な手法でしょう。
しかし貧困就学児童が過去最高である事も事実です。
子どもの使うランドセルで格差をつけて良いのかと疑問を禁じ得ません。
 
当社では「ランドセルは学習教材の一つ」と考え、ファッション性はあっても流行に流されず、常に軽量化をめざし、本来ランドセルに必要な児童の安全通学や快適な背負い心地、さらには安心して使えるランドセルの開発に取り組んでまいりました。もちろん、デザインはシンプルに。
そして、この開発により誕生したランドセルが多くのお母様方からご支持をいただき、売り上げ増大につながりました。
 
このランドセル開発のために、裁断機や縫製機にはこれまでと異なる大きな改良を加え費用も費やしました。
それでも私はこれからも、不易流行の「いつまでも変化しない本質的なものを忘れない」という「不易」の部分を勇気を持って大切にしてゆきたいと思うのです。

twitterでつぶやく | 2015.10.15 | コメント(0)
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